昨年4月に幕張メッセで初開催した「ロックアンセム-BY ROCK LOVERS,FOR ROCK LOVERS-」ですが、今年は残念ながら開催を見送ることにしました。昨年イベントに来ていただいた方はわかると思いますが、「ロックアンセム」はライブハウスをそのまま大きくしたような自由な空間が魅力的なイベントです。しかし2026年に幕張メッセが改修工事に入るため、同じ会場での開催は困難となりました。別会場に移って開催することも考えましたが、あの自由な空間を作るには幕張メッセ以外だとほぼ不可能でした。イベントは継続して開催することが大事だと思っていますが、中途半端に開催して「前回と全然違う」「前回は良かったのに」というような、アーティスト、お客さんとの信頼関係を壊す可能性も高く、「それだったら幕張メッセで開催できるまで我慢しよう」と決めて、今年は開催を断念しました。とはいえ、全く開催しないと存在を忘れられてしまう恐れがあるのと、個人的にジッとしていられない性分なのでスピンオフ企画を考えました。イベントタイトルは「ロックアンセムEX」です。「EX」は「エクストラ」の略で、“特別”とか“臨時”というような意味で付けたのですが、会場がEX THEATER ROPPONGI(ちなみにテレビ朝日の略称も「EX」)ということで、「EX」が必然となりました。
「ロックアンセム」というイベントを立ち上げた経緯は昨年もお伝えしましたが、改めてここで伝えさせていただきます。ここ数年ネットやスマホで最新の楽曲や話題の楽曲を観たり、聴いたりすることが出来るようになり、どんどん音楽が身近なものになっていますが、ライブにはネットやスマホでは伝わらない「熱量」「興奮」「感動」が詰まっています。特にロックバンドが一番輝く瞬間は「ライブ」だと思っています。僕は昨年300本以上のライブに足を運びましたが、
ライブで聴く生の歌声、演奏、MC、さらにパフォーマンスやコールアンドレスポンス、お客さんの盛り上がりや会場の一体感に毎回ワクワク、ドキドキしています。僕はこのライブの魅力を伝えたくてロックイベントを作り続けています。
またコロナ禍を経て、フェスの来場者がかなり入れ替わったとも言われています。長年にわたりロックフェスを支え続けてきた現在30代、40代のお客さんが減り、初めてフェスに参加する10代、20代のお客さんが年々増えているようです。若い人がどんどんフェスに来るということは素晴らしいことですが、個人的には30代、40代、それ以上のロック好きなお客さんがフェスに来て「ロックキッズ」になって欲しいという思いがあります。なので「ロックアンセム」は、若者に人気のアーティストというよりは、フェスから少し遠ざかってきた世代が再びフェスに足を運びたくなるようなバンドを中心に声をかけました。今回の「ロックアンセムEX」も同様です。どのバンドもキャリアを積んだアーティストですが(6組は決定、3組はオファー中)、それぞれのロックアンセムで、ロックの魅力、ライブの魅力を伝えてくれますので、“ベテラン・ロックキッズ”の皆さんに足を運んでもらえたら嬉しいですし、10代、20代のお客さんにもキャリアを積んだアーティストの“今が一番格好良い”姿を観てもらいたいです!出演者の発表は半年前(5月末?)くらいを予定していますが、いち早く「ロックアンセム」の動きをみなさまにお伝えしたく、「開催決定」というニュースと、日時、会場のアナウンスだけさせてもらいました。スケジュールに予定をいれておいてもらえたら嬉しいです。「こんな組合せを待っていた…!」そう言ってもらえるような伝説の3DAYSを一緒に作りましょう!